家でも包丁を研げるようになりたいけど、どの砥石を選んだらよいか分からない。
そんな悩みを持ったことはありませんか?
包丁が切れなくなってきた。
家庭で簡単に研ぐことはできないかな…
包丁は使っていると、すぐに切れなくなってしまいます。
家庭でも包丁を研げことができたら便利ですよね。
今回、友人に砥石について教えてもらい、
実際にさまざまな砥石で包丁を研いでみました。
結論からいうと、家庭で使いやすいのはダイヤモンド砥石です。
今回はそれぞれの砥石のメリット・デメリットについてまとめ、
ダイヤモンド砥石がおススメな理由を解説します。
普通の砥石(水砥石)のメリット・デメリット
水砥石のメリットは砥石がカッコいいこと、研いでる感触が気持ちいいことです!
メリット① 砥石がカッコいい
これは個人の感覚によるかもしれませんが、
水砥石はイメージ通りの砥石といった感じでテンションが上がります。
いかにも包丁を研ぐぞ!といった感じです。
メリット② 研いでる感触が気持ちいい
水砥石は包丁を研いでるときにシュッ、シュッ、
と滑らかな感触が気持ち良いです。
デメリット① 準備に時間がかかる
水砥石はとにかく管理が大変!
水砥石は使用前に約1時間ほど水に漬けておく必要があります。
水に漬けておかないと、水をかけても砥石がすぐに水を吸ってしまい、
包丁が上手く研げないのです。
水砥石の場合、思い立ったときに包丁を研ぐことができません。
デメリット② 砥石が複数必要
家庭で包丁を研ぐ場合、最低でも荒砥石(400番)、
中砥石(1,000番~1,200番)の2つが必要です。
番号は砥石の粗さを表していて、数字が大きいほど粒子が細かいです。
まず荒砥石で刃の形を整え、中砥石で切れるように仕上げます。
さらに、仕上砥石や後述する砥石をメンテナンスする石も揃えると、
キッチンが石だらけになります。
デメリット③ 砥石のメンテナンスが手間
包丁を研ぐと砥石も削れてしまいます。
包丁を研いだあと、砥石を平らに直すために砥石を削る必要があります。
つまり、砥石を研ぐ石が必要なのです。
ダイヤモンド砥石のメリット・デメリット
ダイヤモンド砥石とは、金属の表面にダイヤモンドを吹き付けてある砥石のこと。
私が購入したのは、藤原産業㈱の両面ダイヤモンド砥石です。
ホームセンターの研磨機コーナーで売られています。
家庭で包丁を研ぐにはメリットの多い砥石です。
メリット① 準備に時間が掛からない
ダイヤモンド砥石は水に漬ける必要がありません。
包丁を研ぐときにサッと砥石に水をかければ使用できます。
メリット② 砥石が1つで済む
私が購入したのは表面が400番、裏面が1,000番のもの。
包丁は1,000番で仕上げれば十分切れるようになるので、
これ1つで仕上まで完結できます。
厚さ約1センチでキッチンのシンク下に収納可能です。
メリット③ 砥石のメンテナンスが不要
ダイヤモンド砥石は非常に硬いので、包丁を研いでも砥石が削れません。
よって、砥石のメンテナンスが不要で管理がラクです。
デメリット① 金属板なので砥石という感じがしない
ダイヤモンド砥石は表面にダイヤモンドを吹き付けてある金属板なので、
砥石という感じはありません。
デメリット② 研いでる感触が微妙
ダイヤモンド砥石は研ぐというより削るという感じです。
水砥石はシュッ、シュッ、と研いでる感触がありましたが、
ダイヤモンド砥石はガリガリ削る感触なのが残念な点です。
まとめ:一般家庭にはダイヤモンド砥石がおススメ
今回は家庭で使いやすい包丁を研ぐための砥石について、
水砥石とダイヤモンド砥石のメリット・デメリットを解説しました。
結論はダイヤモンド砥石の方が使いやすいです。
ダイヤモンド砥石のメリットは3つ。
- 準備に時間が掛からない
- 砥石が1つで済む
- 砥石のメンテナンスが不要
研ぐ楽しさという点では、水砥石の方が楽しいです。
ですが、準備に時間が掛かったり、保管スペースが必要だったりします。
これらは一般家庭で使用するには大きなデメリットです。
家庭での使いやすさを考えれば、ダイヤモンド砥石の方が断然使いやすいです。
包丁が切れるようになる方が大切ですからね
家庭でも包丁を研いで包丁を長持ちさせましょう。
今日も生きやすくなるために1歩前進!
たーちんでした。
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