自分の都合を優先して自由になる!仕事の実践的な方法

時間

自分の都合が最優先の人っていますよね。

そのような人に振り回されてしまって困った経験のある人もいるのではないでしょうか。

自己都合最優先の人は、さぞかし自由を謳歌しているのだろうと思いきや、

実はそうでもないのです。

けれども、誰でも大切な自分の都合はあります。

自分の都合を優先させて自由になる方法はないのか?

その一つの答えが「先に相手の都合を考える」です。

今回は、実際に自己都合最優先の人と仕事をして分かった自由になれない原因と

自分の都合を優先して自由になるための実践的な方法を解説します。

  • この記事で分かること
    • 自己都合最優先では自由になれない理由
    • 自分の都合を優先して自由になる実践的な方法

自己都合最優先の人と仕事をする

自分の都合を最優先する人とチームで仕事をする機会がありました。

私は事務職なのですが、その人はチームの他の人の仕事が終わっていなくても、

定時でサッと帰ってしまう。

聞いた話によると、仕事よりもプライベートを大切にしたいそうである。

もちろん、付き合い残業をすることは良くありません。

自分の仕事が終わっていれば帰ってもよいのですが、

チーム全体での仕事が終わっていない日などは

後からその人の担当するところで修正が必要になれば

チーム全体の進捗が遅れたり、他の人が尻ぬぐいをする必要が出てきます。

当然、チームでの評判は良くなく、ギクシャクした仕事がしづらい空気となっていました。

私は残業をしないでプライベートを大切にする姿勢は全く否定しません。

むしろ、自分もそうしてブログを書く時間を確保したいと考えていたため、

周囲の反感を買ってでも、定時に帰社することを強行するしかないのか

と考えていた時期もありました。

しかし、不思議なことが起きます。

その自己都合最優先の人は、最初こそ定時退社をしてプライベートの時間を確保していましたが、

次第にトラブルに巻き込まれたりどうしても残業しないといけないような状況が増えて、

あまり時間的に自由になっていないのです。

「周りに迷惑をかけているのだから、そのしっぺ返しが来ている」

と言う人もいます。確かに、感覚的にはその気持ちは分かります。

ですが、どうしてプライベートを優先させる行動をしているのに

真逆の結果となってしまっているのか?が自分の中で説明できずにいました。

その人の都合を考えてくれる人がいない

自己都合最優先の人と観察して気づいたことがあります。

それは、その人の都合を考えてくれる人が周囲にいないということです。

正確には、最初はいたのですがいなくなってしまったのです。

例えば、その人の担当する仕事で何か問題があったとしても、

フォローが入らなかったり、発見されるのが遅れて問題が大きくなったりしていました。

一応断っておきますが、職場のみんなでグルになってその人をイジメたり

わざと陥れようとしている訳ではありません。

みんな自分の仕事があるため、基本的に他の人のお世話をする余裕はありません。

また、その自己都合最優先の人は、他の部署にいた時でも同じような状況となっていたようです。

では、なぜその人の都合を考えてくれる人がいなくなってしまうのでしょうか?

私も一緒に仕事をしたことがあるので分かるのですが、

例えば、どうしても定時に帰る必要があるというので仕事をフォローしたとします。

でも、私が用事があって定時に帰りたい場合、逆にフォローはしてくれないのです。

つまり、助けてあげても損するだけなんですよね。

私もただただギブすることができる人間ならよかったのですが、

残念ながらそこまでできた人間ではありません。

私も時間的な余裕があまり無かったため、だんだんフォローすることは無くなっていきました。

一人で仕事をしている訳ではないため、

残業をしないで定時に退社するには、

少なからず周りの人のフォローが必要になる場合があります。

相手の都合を優先させるべきか?

自分の都合ばかりを優先すると、誰からも助けてもらえなくなります。

結果的に、自分に都合の悪い状況になってしまう。

それならば、相手の都合を優先することが、結果的に自分の都合を

優先することができるということになります。

しかし、そんなことができるのでしょうか?

相手の都合を優先するということは、具体的には上司の求めていることをくみ取って仕事をしたり、

依頼されたことを断らずに引き受けたりすることでしょう。

職場での評価は上がるでしょうが、これで自分の都合を優先できるのかが疑問です。

自己犠牲になっては意味がありません。

自分にも残業をせずに帰ってブログを書くという都合があるのですから。

順番を変えるという最適解

ここで気づいたのは、私を含めて勝ち負けの価値観でしか物事を考えられていない

ということでした。

相手の都合を優先すると、自分が損する。

自分の都合を優先すると、相手が損する。

勝ち負けの価値観だと、上記の二つしか答えがありません。

相手の都合を優先して、さらに自分の都合を優先することはできないか?

その最適解の1つが、先に相手の都合を考えて、次に自分の都合を考えるというものです。

ポイントは、先に相手のことを考えるということです。

まず、相手にメリットがありそうなことを先に考えます。

その中から、自分にもメリットがありそうなことを選択します。

例えば、急に欠員が出てみんなで仕事のフォローに入る必要が出たとします。

この場合、自分が得意な分野の仕事は先に率先して引き受けて、

苦手な分野の仕事は得意な人にお願いするなどです。

これならば、チームに貢献することができますし、

得意なことなので時間もあまりかかりません。

自分も早く帰るということが両立できます。

さらに、チームに貢献したことで感謝され、

自分が早く帰りたいときにフォローされやすい状況になります。

相手も損していないし、自分も損していません。

当たり前に聞こえるかもしれませんが、

自分が早く帰ることだけを最優先に考えていると、

このような最適解を思いつきもしないのです。

相手の都合を先に考える。

これなら誰でもできますし、効果抜群です。ぜひお試しください。

今日も生きやすくなるために1歩前進!たーちんでした!

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